千葉県議会 2015-10-15 平成27年_総合企画水道常任委員会(第1号) 本文 2015.10.15
一方で、羽田空港再拡張事業による本県上空の騒音問題に対しては、これまで高度引き上げなどの対策がとられ、南風好天時における北側ルートの高度引き上げについては、ことしの4月2日から本運用が開始されました。たった500フィートの高度引き上げでは十分と言える状況にないと思います。 そこで、南風好天時の北側ルートの高度について、さらなる引き上げの策の案はあるかどうかお伺いします。
一方で、羽田空港再拡張事業による本県上空の騒音問題に対しては、これまで高度引き上げなどの対策がとられ、南風好天時における北側ルートの高度引き上げについては、ことしの4月2日から本運用が開始されました。たった500フィートの高度引き上げでは十分と言える状況にないと思います。 そこで、南風好天時の北側ルートの高度について、さらなる引き上げの策の案はあるかどうかお伺いします。
これまで羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会での取り組み、そして四街道市を初め関係市の議会が発する国への意見書等により、高度引き上げや飛行ルートの分散化、航空機の降下方式の工夫、設定された高度、時間帯の遵守など騒音軽減対策を求めてまいりました。 平成27年4月2日からは南風好天時の北側ルートの高度引き上げが本格運用となり、半歩前進となりました。
6月5日に開催いたしました羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会において、国から千葉市、四街道市、佐倉市などの上空を通る南風好天時における北側ルートについて、高度引き上げの本運用を4月2日に開始したとの報告を受けました。
また、「羽田空港の航空機騒音について、南風好天時の北側ルートにおいて、さらなる騒音対策が必要だと思われるが、今後の対策をどのように考えているのか」との質問に対しまして、「県としては、高度引き上げ幅が500フィートであり、騒音軽減策としてはまだ十分とは言えないと考えており、さらなる騒音軽減に向けて、可能な方策をできる限り前倒しして実施するよう国に求めている」との答弁がありました。
それに対して国土交通省では騒音軽減策の1つとして、南風好天時の飛行ルートの高度引き上げに取り組んでいるが、北側ルートの高度引き上げの試行運用については昨年3月6日から開始され、ことし春には本運用に移行するとのことであったが、そこでお伺いしたいんですけれども、北側ルートの高度引き上げの状況についてどのようになっているのか、まず確認をしたいと思います。 ◯委員長(中沢裕隆君) 山中課長。
それに対して国土交通省は、騒音軽減策の1つとして、南風好天時の飛行ルートの高度引き上げに取り組んでおり、北側ルートの高度引き上げの試行運用がことし3月6日から開始されている。そこでお伺いしますが、北側ルートの高度引き上げについて、試行運用の状況はどのようになっているのか。また、今後はどのようになるのか、改善するのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長(中沢裕隆君) 山中課長。
なお、当面する諸問題について質疑が行われたのでありますが、主なものを要約して申し上げますと、「羽田空港の航空機騒音について、北側ルートの高度引き上げの試行運用の状況はどのようになっているのか。また、今後はどのように改善するのか」との質問に対して、「国土交通省からは、試行運用については、技術面、安全面から1年程度の検証が必要であり、その結果を受け、平成27年春の本運用を目指している。
現在、南風好天時の北側ルートの高度引き上げが試行運用されているが、騒音軽減策として不十分であることから、さらなる騒音軽減が強く求められているところである。 そこで、南風好天時の騒音軽減へ向けて北側ルートのさらなる高度の引き上げ等、さらなる軽減策を加速すべきと思うが、どうか、お伺いしたいと思います。 ◯委員長(中沢裕隆君) 山中課長。
地域住民の切実な声を受け、現在の騒音を少しでも軽減すること、高度引き上げでは問題の解決にはならず、抜本的な対策を図るべきです。県当局も、私の主張と動きを同じくして羽田の騒音問題に取り組んできているものと認識しております。昨年11月の緊急要望でも、首都圏における騒音の分担が大きな要望項目の1つとして掲げられたところです。
羽田空港の航空機騒音について、県と関係自治体で組織する連絡協議会は、以前より騒音軽減を求める中で、国交省は南風好天時における北方面ルートの高度の引き上げの試行運用を去る3月6日から開始したところでありますが、北方面ルートの高度引き上げによる騒音軽減効果と、さらなる改善の見通しはどうか、まずお伺いしたいと思います。 ◯委員長(松下浩明君) 山中空港地域振興課長。
羽田空港の航空機騒音については、国交省から示された南風好天時における北方面ルートの高度引き上げ方策に対して、県と関係自治体で組織する連絡協議会は、その改善方策では不十分であるとして、昨年の11月に緊急要望を行ったところだが、まず、緊急要望に対する国交省からの回答はどのようなものだったか、まず伺いたい。お願いします。 ◯委員長(松下浩明君) 信太空港地域振興課長。
次に、「羽田空港の航空機騒音について、国土交通省から示された南風好天時における北方面ルートの高度引き上げ方策に対し、県と関係自治会で組織する羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会は昨年11月に緊急要望を行ったとのことだが、要望に対する国土交通省からの回答はどうか」との質問に対して、「高度引き上げの開始時期について、当初予定をしていた羽田空港の国際線が増枠される3月末を待たずに、前倒しで3月6日から
一方、この連絡協議会では、春から夏にかけて千葉市などに航空機が集中する南風好天時における北方面からのルートの高度引き上げの検討案も示されました。
千葉県は、関係25市町とともに、「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」(以下「連絡協議会」という)を組織し、国土交通省と騒音軽減策に関する協議を行ってきており、この協議を通して、深夜早朝時間帯の海上ルート化、北風好天時における富津沖海上ルー卜の運用改善、南風好天時における南方面ルートの高度引き上げなど、騒音軽減の取り組みが実現されてきた。
特に、千葉市上空における南側ルートの高度引き上げということでございますので、千葉市に関して申し上げますと、本年度206件、昨年度が407件ということでございますので、この高度引き上げの試行運用に係る効果があるというふうに思われますが、ただ、ことしは7月、8月が悪天候によりまして千葉市上空を通過する航空機も昨年と比較しますと約2割程度少なかったということも影響しているものと考えております。
これがまだ残っているわけですから、今でいくと、これを何とか一日も早く高度引き上げをしてもらいたいなと思います。11月の14日前に本格検討に入りますという話がありましたので、期待はしているんですけど、なかなか南側の5,000から7,000のように、北側ルートでこれを4,000から6,000にできるかというと、私はちょっと心配をしております。
県では、これまでも本県の騒音負担の軽減のために可能な限り海上を飛行するとともに、飛行高度を引き上げるように国土交通省に求めてきており、その結果、富津沖海上ルートの運用改善や南風好天時の南側ルートの高度引き上げ等が実現をいたしました。
これまでの調査から、D滑走路供用開始後の便数の増加や飛行ルートの変更に伴い騒音が増加した地域について、国が行っている飛行高度引き上げの試行等による騒音の実態の把握のための経費でございます。 以上で御説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(中台良男君) 大竹水質保全課長。 ◯説明者(大竹水質保全課長) 水質保全課の6月補正予算について御説明いたします。
主な改善策としては、千葉市上空に南側から進入する5,000フィート経路については、3月からの高度引き上げの試行に引き続き、ことし11月の本運用移行を目指す。千葉市上空に北側から進入する4,000フィート経路の高度引き上げについては、南側経路の本運用に合わせて本格検討を開始するなどでありました。
一方、北方面からの経路の高度引き上げに関しては、いまだ検討にさえ着手されていないという状況にあります。 さきの県の発表によれば、昨年度の苦情件数は急増しており、特に千葉市内からの苦情は、前年比2.2倍の伸びとなっています。余り喜ばしいことではございません。これに対し、国が報告した高度引き上げの騒音軽減の効果といえば、数デシベルにとどまるというものでございます。